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シンプルモダンな破魔弓 ~壁掛・立掛用~

20141127

前回の桑弧蓬矢同様、ケースのない出し飾りで、
シンプル且つ個性的な破魔弓のご紹介です。

壁掛 破魔弓02
壁掛 破魔弓
【サイズ】間口24×奥行13.5×高さ61㎝
【重 量】0.9㎏
→販売サイトはコチラから

壁などに気軽に掛けられます。壁に穴が開けられない場合は
壁面に立てかけてもさまになります。

竹製で籐巻の弓、天然羽根(染矢)の矢、木製の土台と
そのすべてが天然素材を利用した手作り製品。

破魔弓特有の重圧感がないので、強さのみならず優しさも演出。
当店でお選びいただくお客様の過半数が女性というのも頷けます。


お選びいただいた女性のお客様の印象的なひと言。

「男は強いだけじゃなく優しさもないと…というより両方がない男は駄目」

…そ、そ、そうですね(汗) が、頑張れ、お、男たちよ


人形の鯉徳 【TEL】0436-62-4151 【メール】info@koitoku.com

日本人形協会認定 節句人形アドバイザーの鯉徳店長直伝

→羽子板の説明はコチラから
→破魔弓の説明はコチラから
→こけしサンタについてはコチラから
→木版手染の干支グッズについてはコチラから

時間があればちょっと立ち寄って下さいね。
皆様のお人形選びの一助となれば幸いです。


シンプルモダンな破魔弓 ~桑弧蓬矢~

20141124

 桑弧蓬矢
【読み方】そうこほうし
【意 味】男子が四方へ雄飛して成功しようとする志のたとえ。

桑弧とは桑の木で作った弓のこと、蓬矢は蓬(よもぎ)の茎で作った矢のこと。
昔、中国では男の子が生まれると、六組の桑弧蓬矢を作り、
天地四方を射て、将来四方に雄飛するのを祝い願った故事が語源


この言葉を基につくられた破魔弓がこちら。

桑弧蓬矢

桑弧蓬矢 サイズ:間口27×奥行13×高さ60㎝
→販売サイトはコチラから

弓は当然、桑の木を使用。矢羽は蓬の葉に見立てた和紙を使用。
矢は全4本。験(げん)を担ぎ、陰陽五行の法則に準じて制作されています。

1本ずつが色分けされ、矢の先端(矢尻)部にはそれぞれ
青龍(青)、朱雀(朱) 、白虎(白) 、玄武(黒)とよばれる
四神(東西南北4方の神々)が丁寧に彫られているのです。

東…青龍(青)
桑弧蓬矢 (青龍)

西…白虎(白)
桑弧蓬矢 (白虎)

南…朱雀(朱)
桑弧蓬矢 (鳳凰)

北…玄武(黒)
桑弧蓬矢 (玄武)


生まれてきた男児へ贈る素敵な言葉の意味もさることながら、
従来の破魔弓にみられる装飾を、見事なまでに削ぎ落とした潔さが好印象。
千利休、松尾芭蕉、そして無◯良品…わびさび文化を継承する日本の
【引き算の美】がそこにあります。

知的好奇心をくすぐる確かな逸品―。

「わが家の北欧スタイルインテリアに和風な破魔弓はちょっと…」
なんて敬遠されていたご家族にもすんなり受け入れていただけますよ。


人形の鯉徳 【TEL】0436-62-4151 【メール】info@koitoku.co.jp

日本人形協会認定 節句人形アドバイザーの鯉徳店長直伝

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時間があればちょっと立ち寄って下さいね。
皆様のお人形選びの一助となれば幸いです。

破魔弓を飾る意義

20121209

本日は、男児が誕生してはじめて迎える正月に贈られる【破魔弓】について。

破魔弓 匠

破魔弓が飾られるようになった経緯は諸説ありますが、今回ブログでは
「なぜ男児が生まれた初めての正月に破魔弓を飾るのか?」という疑問
を掘り下げてます。※以下文字ばかりなので眠気に注意。


そもそも破魔弓は弓と矢を組み合わせた飾りですが、もともとの用途は
「狩りをするための道具」です。それが後に「戦いのための道具」となり、
現代では「競技や武芸、神事や祭礼の道具」として残っています。
当然ですが破魔弓は「神事や祭礼」の要素としての役割を果たしています。


それでは、なぜ弓矢は神聖なモノとして考えられるようになったのでしょう?
答えは単純、狩猟により人間に恵みをもたらす道具であったからに他なりません。
(※個人的な感想ですが、弓矢の形状の潔さというかシンプルなデザインもどこか
人々を引きつける力があったとも思われますが…どうかな?)


「弓矢=神聖なモノ」という考え方は古くからあり、破魔弓飾りの起源に
もっとも関わりが深いとされる神事に【鳴弦(めいげん)の儀】があります。

これは室町時代から伝わり、子供が誕生の際に弓に矢をつがえずに弦を引き、
音を四方へ向け発して邪気を退ける儀式です。
この儀式は、今日の皇室でも
行われています。

この考えに従えば、破魔弓飾りの矢の数は「最低でも4本必要」ということになるため
鯉徳では4本以上の矢を配した破魔弓飾りのみ取り揃えております。

ちなみにこのとき的(まと)として使われるモノを「はま」とよび、のちに
「破魔」という字をあてました。破魔弓の語源はここからきていると思われます。


その他、昔の宮中で、男性が毎年1月17日に行っていた弓競技の【射礼/じゃらい】
年占いと厄除けのため正月に行う【弓射/ゆみいり】などなど…。

弓を使って行われる神事・祭礼が正月に多いコトや、それぞれの行事が持つ意味合いが
長い時代のなかでお互いに結びついたコトで、今日の破魔弓飾りがお正月に飾られ、
その意義も引き継がれるようになったと考えられます。



また、旧暦の12月~1月の間は、十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり
俗に言う鬼門(きもん)、つまり縁起が悪い時期と重なります。そのため
「この時期を生命力のまだ弱い赤ちゃんが無事に乗り越えられますように…」
という家族の願いが込められてもいるコトも忘れてはなりません。


「破魔弓=お守り」と簡単に言われますが、その考え方の背景には、
実は結構奥深い信仰や文化の蓄積があり、そこに家族の幸せを願う気持ちが
融合することにより伝統文化として今もなお残っているわけなんです。


ここまでつらつらと書き連ねたものの、実はもっと奥深い事実があるとかないとか。
ただこれまで破魔弓ってなんのためのモノなんだろ?と思った方々にちょっとでも
理解していただき「なるほどね~」と思っていただけたら幸いです。
それにしても…日本の文化って調べれば調べるほどホント奥が深いです。

これから破魔弓を選ばれる皆さま、そんな背景にあるモノがたりを踏まえた上、
実際お選びになるときは、以下も参考にしてみて下さいね。


→鯉徳特選・新作 破魔弓飾りはコチラから。

破魔弓の違いと選び方 ~矢~

20111204

連日ご来店誠にありがとうございます。
本日は午後から風も落ち着き、店内も賑わいましたね。

遠方からのお客さまから『ブログ見て来たよ~』と声をかけられ
ますますやる気に拍車がかかりました!!ありがとうございます!!
今月はこまめにブログを更新していきますよ~。


今回は男の子のお正月飾り、破魔弓の『矢』の部分に注目してみます。

鏃

上の画像のような矢が一般的なイメージですよね。

この先端部は鏃(やじり)とよび、このような矢を征矢(そや)とよびます。
戦場で用いる矢で、戦いの際これが刺さることにより相手にダメージを与えます。
破魔弓の考え方では、これで魔もしくは厄を射抜くというわけです。


では、これは何でしょう??

鏑

実は矢の先端は攻撃用の鏃だけとは限りません。

この先端部は鏑(かぶら)とよび、このような矢を鏑矢(かぶらや)とよびます。
(もっと厳密にいえば蟇目(ひきめ)とよばれます)

飛ぶときに「ヒュー」と音を出すため
『合戦の始まりの合図』であったり『方向を指し示すための道具』
として使われていたようです。

【古事記】の中でスサノオノミコトが平原に矢を放ち、
オオクニヌシノミコトに取ってくるよう命じたシーンがありますが、
その際に使われたのが鏑矢です、方角を指し示すために使われたわけですね。

そしてその飛ぶ音により『魔物が恐れるという』説があり、
破魔弓の考え方からも理にかなった厄除けの矢というわけです。


実際、破魔弓の矢の先端部まで注目するコトって少ないのではないでしょうか?
ただ男の子が大きくなったとき、そんなコトを教えてあげたなら
『パパ(ママ)ってなんでも知ってるな~』となるコト請け合い(笑)。

今日買い物に付き合ってやってきた中学生男子が暇をもてあましていたので、
何気にそんな話をしたのですが、意外にも結構くいついてくれました(喜)。


選ぶ際、どちらの矢にするのかはお好みでよろしいかと思います。

このように矢一つとっても日本の道具はいろいろ奥が深いのであります。


12月に入りお正月飾りも本格的に動き出しました。
生まれたお子さまが初めて迎えるお正月に、『これぞ!!』という一品を
しっかり吟味してくださいね、それでは。


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破魔弓の違いと選び方

20101125

今回は破魔弓の違いや選び方について説明します。



1.原材料の違い

まず破魔弓の中で重要な部分といえば、【弓】と【矢】であることは間違いありません。
それぞれの部位の細かな仕様で価格差が生まれます。ここでは4ヵ所を例にあげます。

-本体の材質-

まずその本体の材質が【木製】【樹脂(プラスチック)製】かによって
価格が大きく変わります。当然ですが、木製のほうが高価です。

見分け方ですが、弓を脇から見たとき、筋(=バリ)が見えるのは合成樹脂です。

破魔弓 樹脂
弓の中心の筋がバリです。

-弓の装飾-

弓の装飾として巻いてあるモノには【籐(とう)】 【綿】 【ビニール】があります。
この部分は籐が一番高価です。

見た目の違いは明らかで、ビニールには特有の「テカリ」があり、
籐は天然素材特有の色味があります。

破魔弓 ビニール巻
【ビニール巻】

破魔弓 藤巻
【籐 巻】

店頭でよく破魔弓に『籐巻』と表記がある場合、
要するにこの部分の説明を意味しているのです。


-矢の先端/鏃(やじり)-

弓の先端の鏃(やじり)の材質には【木製】 【金属】 【樹脂】があり、
仕上げにこだわった高級品には【本金箔押】まで施されています。

破魔弓 金箔押
【本金箔押】

-矢羽-

矢羽の種類によっても価格は異なります。珍しいのは【タカ】【金鶏鳥】【銀鶏鳥】。
一般的には【雉(きじ)】【水鳥系】などが多いようです。

破魔弓 矢羽根
左からハチクマ(タカ)、金鶏鳥、銀鶏鳥、キジ、水鳥(ガチョウ)


低価格品としては【人工羽根】なども存在しますが、鯉徳では人工羽根の破魔弓は
一切販売しておりません。

タカが高価なのは、ワシントン条約の規制により今では全くといっていいほど
手に入らなくなってしまったからなのです。現在流通しているタカ羽根の破魔弓は、
規制前に仕入れた羽根を大切に保管している工房さんたちにより商品化されている
極少数の破魔弓とのコト。





2.ケースの違い

ケースの材質によっても価格は変わります。

【木製】が一般的で、その原材料にはアガチスなどが使われているようです。
原材料が【黒檀(こくたん)】【檜(ひのき)】となると価格は上昇します。
また、低価格品には【樹脂】が使われています。

ちなみによく【黒檀塗】【花梨塗】といった表記が見られますが、これは
黒檀製でも花梨製でもなく、普通の木製ケースに塗りをほどこす際、
黒檀や花梨の風合いを模写した『塗装技術』のコトをさします。

ただ選ぶ際、とくに注意が必要なのは【ケースのぐらつき加減】です。

柱の溝とガラスがうまくハマってないとグラグラしてしまい、
最悪、ちょっとした衝撃でバラバラになる可能性も…。

見栄えが良くても、グラグラしているようではケースの作りが良いとはいえません。

これを確認するには、ケースの天板にひとさし指を沿え、
軽く前後左右に揺すってみればわかります。

ただマナーとして、くれぐれも店員さんに断りをいれてから試して下さい。
勝手にやっては絶対駄目ですよ!!
壊してしまったら買取か弁償になる場合がほとんどですので。



3.配列の違いや付属品の量

弓や矢の本数、もしくはその他の付属品の量によっても価格は変わります。
またその違いにより、本体の並び方も変わるので、おのずと見た目の印象も
かわるはずです。

小型の破魔弓にたくさんの付属品が付いていると、たとえそれが高価でも
かなりゴチャゴチャして窮屈な印象を受けると思います。

反対に大型の破魔弓に弓矢の本数が少なかったりすると、安くなるとはいえ
ケース内の空間が広すぎて何か物足りない印象を受けるのではないでしょうか?
また、スカスカな空間を『バックの絵柄』でごまかしてそれなりの価格で販売している
確信犯な破魔弓…結構大量に出回ってますね(苦笑)。

付属品の多い少ないだけでなく、肝心の弓矢の美しさが損なわれてしまわないよう、
バランスのとれた配置の破魔弓をお求め下さい。




簡単な説明ではありましたが、このように破魔弓もただ大きさだけで
値段が違うわけではないのです…まあ、これは工芸品全般にいえるコトですが。

鯉徳ではさまざまな破魔弓を取り扱っています。
わからないことやお困りなことなどありましたらお気軽にご相談下さいませ。

破魔弓は鎧や兜、鯉のぼり同様、その子にとっては一生に一度の贈り物です。
思いのこもった一品をじっくりお選び下さいね。

それでは。

→鯉徳特選・新作 破魔弓飾りはコチラから。




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